(069) 最果ての島――夢の利尻と花の礼文を巡る3日間
- 7月17日
- 読了時間: 8分

ゆるさん初の北海道遠征は、地元の人が「こんな快晴はめったにない」と驚くほどの絶好のコンディション。
利尻の山容は空港に降り立つ前から姿を見せ、まるで島全体が歓迎してくれているようでした。
◼︎動画レポート
利尻島・ペシ岬
利尻島・ポン山
利尻島・利尻山
礼文島・桃岩展望台コース
◼︎活動メモ
利尻島・ペシ岬
今回はフライトの都合や個人スケジュールに合わせ、メンバーは各自で北海道入り。
新千歳空港で1人目のメンバーと合流し、まずは腹ごしらえに 一幻のえびそば を堪能。
濃厚なえびの香りに遠征のテンションが一気に上がり、ここから旅が本格的に動き出しました。


利尻空港へ向かう機内では、着陸までずっと利尻山が視界に入り続けるという贅沢。
「こんな山が海に浮かんでいるなんて…」
その圧倒的な存在感に、言葉を失うほどでした。



あまりの快晴にテンションが上がりすぎて、「このまま野営場に直行するのはもったいない!」ということで、急遽ペシ岬へ立ち寄ることに。
空港からタクシーで移動し、セイコーマート前で他のメンバーと合流。そのまま遊歩道へ向かい、軽いハイキング気分で展望台へ。
遊歩道入口から20分ほどで展望台に到着。目の前には、海に浮かぶ孤高の山・利尻山。足元には透明度の高い海が広がり、風は心地よく、空はどこまでも青い。
「旅はまだ始まったばかりなのに、もう最高やん …」
そんな声が自然とこぼれるほどの絶景でした。




ゆるさんの旅は、誰かと一緒に歩くことで何倍も楽しくなります。次の遠征や山行で、あなたもこの輪に加わってみませんか。
利尻島・ポン山
利尻山に登る前日 (数時間前)


野営場から夕日スポットまで戻るのは少し大変。そんな理由で選んだ“お手軽なポン山”が、まさかの大正解でした。
野営場に荷物を置き、軽装でポン山へ。歩きやすい道を進むと、島の空気がふっと軽くなるような感覚がありました。利尻の夕暮れは、どこか時間の流れがゆっくりに。
山頂に着くと、風は穏やかで、まさかの貸し切り。太陽が海へ沈むにつれ、空はオレンジから赤へ、そして紫へと変わっていきました。
その色の変化に合わせて、利尻岳も薄く赤く染まり、まるで山自身が「明日、待ってるよ」と語りかけてくるようでした。
山頂で簡単な夕ご飯を広げ、ゆるさんらしい“ゆるい贅沢時間”。セイコーマートでゲットしたガスでお湯を沸かして食べるカレー飯でも、景色がご馳走になる。
私たち以外誰もいない山頂で、ただ夕日が沈むのを見守るだけの時間が、遠征の中でも特に印象深いひと時になりました。
ポン山は「お手軽な山」ですが、夕暮れの時間だけは、島の魔法がかかる特別な場所になります。






利尻山に登る前日に、静かに気持ちを整える。仲間と並んで夕日を眺める。そんな“ゆるさんらしい時間”を過ごせる場所でした。
利尻島・利尻山
夜中2時、月明かりの下で始まった“長い一本道の物語”
夜中0時半。テントの外は月明かりが野営場を淡く照らし、風もほとんどない。

ヘッドライトをつけると、光の輪の外側に利尻の静けさが広がっていました。
管理棟でようやくメンバーが全員集合。深夜2時、いよいよ利尻山への長い一本道が始まります。
この日のご来光は3時50分。樹林帯を1時間半ほど歩くと、空の色がゆっくりと変わり始めました。
6合目の見晴台に着く頃には、東の空が金色に。海の向こうから太陽が顔を出し、島全体が一気に目覚める瞬間でした。
標高760m。山頂まで残り約1,000m。


7合目からは“胸突き八丁”と呼ばれる急登。体力のない人間をふるいにかけると言われる区間で、息が上がるたびに足が止まりそうになる。
でも、誰かが一言声をかけると、また一歩進める。ゆるさんらしい「支え合いの登山」で、なんとか全員クリア。
8合目、標高1,218mの長官山に到着。ここで初めて、利尻山の山頂が姿を現しました。
雪渓が残り、海から山頂までひと続き。「海に浮かぶ山」という言葉がそのままの景色で、誰もがしばらく足を止めて見入ってしまうほど。ここからが登山の本番。
山頂までも急登は続く。でも胸突き八丁よりはマシだと言い聞かせ、標高を稼ぐ。

登山開始から5時間ちょっと。野営場から標高差約1,500m。長い一本道の先にある山頂に、ついに到着。
山頂からはどこまでも続く雲海。特にローソク岩と雲海の組み合わせは、まるで絵画のようで、今回の遠征の“お気に入りの景色”になりました。



利尻山はこの時期とても人気が高く、日の出スタートのハイカーが続々と登ってきます。すれ違いで遅れることを懸念して、少し早めに下山開始。
野営場に戻り、タクシーを呼ぼうとするも本数が少なく、すべて出払っている状態。そんな時、下山してきた別のハイカーと縁があり、車に乗せていただけることに。こんな温かい出来事があるなんて。感謝しかありませんでした。
こうして無事に時間に余裕を持ってフェリーへ。次の目的地は、花の浮島・礼文島。

利尻の物語は終わり、礼文の物語が始まります。
礼文島・桃岩展望台コース
利尻島から礼文島へはフェリーで約45分。デッキに出れば、海の向こうに利尻山の端正なシルエット。
その景色を眺めながら、夜ご飯のお店を探したり、荷物を整えたりしていると、あっという間に礼文島へ到着しました。
当初は「今日は軽く観光でもしようか〜」くらいのゆるい予定。しかし天気予報を見ると、明日の最終日は曇り。
これはマズい。せっかく礼文島に来たのだから、最高の景色を最高の天気で見たい。
ということで、ここでもまた急遽リスケ。みんな疲れているのは重々承知の上で、明日予定していた桃岩展望台コースを今日に前倒しすることに。
「夜は宴会でヘロヘロになるだろうし、明日は移動日にしよう!」という提案に、みんな合意してくれました。
ゲストハウスで荷物を整え、いざ桃岩展望台コースへ。
初心者でも安心して歩けるように整備されているコース。「軽いさんぽ程度かな〜」と思っていたのですが、利尻山を下山した直後の身体にはそこそこ歩きごたえがありました。
それでも、礼文島らしい海と花の絶景が次々と現れ、疲れよりも癒しが勝つ。利尻とはまったく違う世界が広がっていて、みんな自然と笑顔に。






ハイキング後はバスでゲストハウスに戻る予定でしたが、タイミングが合わず。結果、プラス3km歩くことに。
ただ、そのおかげで「北のカナリアパーク」に一瞬立ち寄ることができました。

夜ご飯のお店は人気すぎて予約のみの営業。ギリギリでしたが、なんとか滑り込み成功。そしてメンバー待望のウニにもありつけました。礼文島のウニは本当に別格。
その後は礼文温泉でしっかり疲れを癒し、部屋に戻って宴会。利尻山登山→フェリー移動→桃岩展望台コース→夜ご飯→礼文島温泉→宴会。
濃厚すぎる1日。でも、こういう「全部盛り」の旅こそ、ゆるさんらしい。
・予定変更もみんなで相談して柔軟に決める
・絶景と笑いがセットでついてくる
・予定外の寄り道すら楽しい
・夜はしっかり宴会で話し合う
・初心者〜経験者まで一緒に楽しめる空気感
「また来たい」「またみんなで歩きたい」と思える旅でした。

今回のルート (利尻山)
◆参加
登山/ハイキング:5名 (初参加:0名)
◆アンケート
今回はアンケートを行っていません。
◆プラス&デルタ
プラス (うまくいっていること)
今年初の飛行機を活用した遠征
デルタ (改善したいこと)
バスの時刻確認
◆さいごに
今回は今年初の飛行機を活用した遠征でした。人数は他のイベントと比較すると少なめでしたが、ご参加いただいた方たちはこのイベントに参加するためにかなりスケジュールを調整してくださっていたことを知り、大変嬉しく思いました。個人情報なので細かいことまで書けませんが、それぞれ北海道入りした日程も違えば、合流した時間や場所も違う。そしてメンバー全員が揃って利尻山山頂に辿り着いた時はなんとも言えない感情になりました。
以前も書いたのですが、ゆるさんの "ゆるりと" とは Loose (いいかげんな、たるんだ) ではなく、Laid-back (くつろいだ) や Flexible (柔軟な) という意味合いで使っています。安全な環境づくりを心掛けて参加者の方にリラックスしてもらい、ルールでがちがちにせず柔軟に対応したいという思いからです。
今回は参加者の方たちからのご相談を受け、柔軟に対応した結果、実現できたのだと思っています。なのでもし何らかの理由で参加を躊躇している方がおられたら、まずはご相談ください。
今回は打ち上げで濃厚なディスカッションがあったので、アンケートは不要と判断しましたが、皆さんからのフィードバックを受けて以下のように改善してみました。
受付中のステータスが分かりにくい。参加者が揃いましたってどういう状態?キャンセル待ちって何?(キャンセル待ちしている人がいるってこと?)
催行最低人数に達したとか、キャンセル待ち可って意味でした。。。変更しました。
飛行機の予約をしたことがないので、参加申込みの敷居が高かった。
予約のお手伝いや代行しますので、ご相談ください。
(ちょっと前のフィードバック) 各イベントの都道府県を教えて~。
各イベントに都道府県を書くようにしました。
皆さんからのフィードバックは重要です。ゆるさんをより良いものとするために、気になったことや改善要望などありましたらお気軽にご連絡ください。(建設的ではない単なる批判はお断りするかもしれません)
Oh, by the way - did you know the mountain on the SHIROI KOIBITO box is actually Mt. RISHIRI ?

以上です。
Laid-back hike,
ゆるりと山歩道


